働きたい方

千代田区障害者就労支援センターは、様々な関係機関と連携し、
就労面及び生活面における一体的な支援を提供しています。

千代田区障害者就労支援センターは
様々な関係機関と連携し
就労面及び生活面における
一体的な支援を提供しています。

就労支援の流れ

各事業所について

就労移行支援事業所

一般就労等(企業等への就労、在宅就業、起業)が可能と見込まれる方に対して
  • 1生産活動、職場体験等の活動の機会の提供その他就労に必要な知識および能力の向上のために必要な訓練
  • 2求職活動に関する支援
  • 3その適正に応じた職場開拓
  • 4就職後における職場への定着のために必要な相談
    等の支援を行います。

標準利用期間:2年
※必要性が認められた場合に限り、最大1年間の更新可能

【対象者】原則18歳以上65歳未満の企業等への就労を希望する方

就労定着支援事業所

就労に伴う環境変化により生活面・就業面の課題に対し、就労の継続を図るために、対象者を雇用した事業所、 障害福祉サービス事業者、医療機関との連絡調整、対象者が雇用されることに伴い生じる日常生活または社会生活を営む上での様々な問題に関する相談、 指導・助言等を行います。

利用期間:3年

【対象者】就労移行支援、就労継続支援、生活介護、自立訓練の利用を経て一般就労へ移行した障害者で、一般就労後6カ月を経過した方

就労継続支援事業A・B型

就労継続支援A型事業とは

一般就労等(企業等への就労、在宅就業、起業)が困難であり、雇用契約に基づく就労が可能である方に対して、 雇用契約の締結等による就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供、就労に必要な知識及び能力向上のために必要な訓練等の支援を行います。

利用期間:制限なし

【対象者】継続的に就労することが可能な65歳未満の方

  • 1移行支援事業を利用したが、企業等の雇用に結びつかなかった方
  • 2特別支援学校を卒業して就職活動を行ったが、企業等の雇用に結びつかなかった方
  • 3就労経験のある方で、現に雇用関係の状態にない方

就労継続支援事業A・B型

就労継続支援B型事業とは

一般就労や雇用契約に基づく就労が困難である方に対して、就労の機会の提供及び 生産活動の機会の提供、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練、 その他の必要な支援を行います。

利用期間:制限なし

【対象者】

  • 1就労経験がある方であって、年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが困難となった方
  • 250歳に達している型又は障害基礎年金1級受給者
  • 31及び2に該当しない方で、就労移行支援事業者等によるアセスメントにより、就労面に係る課題等の把握が行われている方

自立訓練(生活訓練)事業所

障害福祉サービス事業所に通所して、自立した日常生活を営むために必要な訓練、生活等に関する相談及び助言その他必要な支援を行います。

標準利用期間:2年

【対象者】地域生活を営む上で、生活能力の維持・向上などの支援が必要な方

  • 1入所施設・病院を退所・退院した方
  • 2特別支援学校を卒業した方
  • 3継続した通院により症状が安定している方

関連リンク

地域連携支援

Sakura

ひきこもりの方への支援

ひきこもりの方々の中には、障害や疾病が原因となる方も多くいらっしゃいます。

私たち千代田区障害者就労支援センターでは、茗荷谷クラブと連携し、地域におけるケアとしての中間的就労を応援しています。

企業の皆様にひきこもりへの理解を深めていただきながら、短時間での就労や一般就労に向けたアセスメントや実習などの支援を行ってまいります。

過去の活動事例

2023年度 第2回 地域交流会
誰もが活躍できる「働き方」を考える

~ひきこもりから社会への一歩~

【講師】
理事 茗荷谷クラブチーフスタッフ 井利 由利 氏 (公益社団法人青少年健康センター)
代表取締役 小関 智宏  氏 取締役 池田 千尋 氏 当事者の方(ディースタンダード株式会社)
村田 梓 (千代田区障害者就労支援センター)

Sakura

キャリア教育・学校との連携

特別支援学校高等部では、主に2年生から就労実習が始まり、3年生時には就労先を決定していきます。障害者就労支援センターも顔合わせを行い、特別支援学校のフォローアップ終了後にスムーズに定着支援に移行できるよう連携を進めてまいります。

登録時にはご本人とご家族の同意のもと、「はばたきプラン」の内容も引き継ぎ、「その人らしさ」を大切にしながら社会人としての活躍に向けて切れ目のない支援を展開してまいります。

さらに、学生の方々で障害をお持ちの方への支援に向けて、区内の学校と連携し、千代田区障害者就労支援センターや地域の就労資源を知ってもらえるよう啓発活動を行ってまいります。

過去の活動事例

2022年度 第1回地域交流会
障害のある方の「働く」 を考える パート

~大学からのキャリア形成~

【講師】
キャリアデザイン学部教授 田澤 実 氏(法政大学)

Sakura

医療機関との連携

令和6年度より、精神障害のある方の雇用率の算定基準において、10時間~20時間の特定短時間雇用が認められるよう制度化されました。これにより、地域での柔軟な働き方がますます可能となり、一般就労に向けた障害者雇用の増加が期待されています。

一方で、医療ニーズのある方が安心して働ける地域を目指し、福祉、医療、企業が一体となった連携が重要です。障害のある方々が安心して働ける環境を整えてまいります。このチーム連携の強化を通じて、より多くの方が一般就労に向けた支援を受けられるよう努めてまいります。

また、高次脳機能障害のある方の支援登録も増えております。私たちは、医療機関やリハビリテーション施設と連携し、適切な評価と訓練を提供することで、就労に向けた準備を整えます。

就労支援センターでは、個別の就労計画を策定し、企業との調整を行いながら、職場での支援体制を構築します。これにより、高次脳機能障害のある方々が自分らしく働ける環境を提供し、社会復帰をサポートしてまいります。

過去の活動事例

2024年度 第1回 地域交流会
高次脳機能障害と歩むリスタート

~障害のある方の「働く」を考える~

【講師】
第1部
作業療法士・公認心理師・キャリアコンサルタント 牧田総合病院 田中 由紀 氏

第2部
東京海上日動あんしん生命 保険株式会社 人事総務部 吉川 英理子 氏
障害者雇用就労中 当事者 様

脳卒中・身体障害専門就労移行支援センター      
センター長 高橋 則行 氏
サービス管理責任者 大橋 綾菜 氏