第2回2023年10月05日

誰もが活躍できる「働き方」を考える

ひきこもりから社会への一歩


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【講師】
公益社団法人青少年健康センター 理事 茗荷谷クラブチーフスタッフ 井利 由利 氏 
ディースタンダード株式会社 代表取締役 小関 智宏  氏 取締役 池田 千尋 氏 当事者の方
千代田区障害者就労支援センター 村田 梓

 今回の交流会は3部構成で行い、第1部では茗荷谷クラブの井利氏より、ひきこもりを社会と個人と家族の3 つを見て社会全体の問題としてとらえ支援すること、多様な社会参加のあり方を模索することが必要であると話していただきました。また、社会復帰には職業獲得と自分のことは自分で決めていいことの2つの面があることなどを説明していただきました。第2部ではディースタンダード株式会社の小関氏より、若者が中心となって働けるITの会社の創業からソーシャルファームの認定までの取り組み、 相談先があることで心理的的安全性、 安心した気持ちで仕事を続けられること、通所することにこだわり生活リズムを作ることであることなどについて事例と共に説明していただきました。最後に座談会・質疑応答として、事前にいただいた質問や当日いただいた質問に回答しながら当事者の方とひきこもりから就職するまで、就職してからの取り組みや変化について支援機関、企業も交えて座談会を行いました。当事者、支援機関、企業の3つの視点からひきこもりから社会への一歩を踏み出すことについて考える機会となりました。