第3回2023年10月20日

SSTで職場でのコミュニーケーションを学ぶ

障害のある方の職場のメンタルヘルス


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第3回、第4回の就労支援講座では、障害のある方の職場のメンタルヘルスとして「職場で互いの気持ちを大切にするためのコミュニケーション」をテーマに取り上げ、SSTについて学び職業生活に活かすことを目的に開催されました。なお、第3回につきましては、新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、書面開催にて行い、第4回にて実践講座を開講しました。

第4回の実践講座では二部構成で行い、前半は書面開催の内容の確認やSST、コミュニケーションとは何かの説明が見られ、SSTの定義や社会生活スキルについては具体的な例を挙げながら、必要なものを手に入れるための手段になる機能や自分の気持ちを伝える技能などについて解説していただきながら、心地よいコミュニケーションとSSTの進め方について確認しました。

後半は、SSTの目的、進め方を講師より説明後、参加者からの意見をもとにロールプレイを行いました。終了後は良かった点、さらに良くなる点を確認したり、意見交換を行いました。

最後に講師より自分の意見を相手に伝えるためのポイントを整理していただき、生活スキルを高める手がかりが書かれたカードを参加者へ配布されました。参加者からは、「良かった。」、「いろいろ褒められた。」などの感想がみられました。

講師:埼玉県立大学 保健医療福祉学部 作業療法学科 准教授 柴田 貴美子 氏 

東京大学医学部附属病院 リハビリテーション部 精神科デイホスピタル 石橋 綾 氏